ネガティブ思考を「やめられない」あなたへ|心がラクになる3つのヒント
こんにちは、個性學パートナーの土屋美保です。
いきなりですが、ポジティブ思考が良くってネガティブ思考は良くないって思っていませんが?
私はよく人に、
「楽しそうだね」
「悩みがなさそうで羨ましい」
なんて言われます。
基本的に物事を深く考えず、
「まあ、どうにかなるか!」
と考えるより先に体が動くタイプです。
プラスに捉えれば、フットワークが軽い行動派。
悪く言えば、「深く考えるのが苦手」。
考えるより、とりあえずやってみる?って動いて、よくやらかしています。
だから、どんなことに対しても真剣に考えている人を見ると、心の中で、
「そんなに考えなくても、なんとかなるよ!」なんて、
つい安易な言葉をかけてしまいそうになります。
でも、それって実は慰めでも励ましの言葉でもなく、とても無責任な言葉だということに最近気がつきました。
個性學(こせいがく)で個性を学ぶと、
私のようにまず動く「楽観的な個性」と、マイナス要因を解決しないと動かない「慎重な個性」がある、とわかります。
それはただ単に生まれ持った個性の特性なんです。
世間一般では「ポジティブ」と「ネガティブ」に分けてしまい、「ネガティブ思考」が悪いというイメージが強いですが、本当にそうでしょうか?
私は、そうは思いません。
結論を先に言いますね。「ネガティブ思考」は、直すべき「クセ」」でも「短所」でもなく、あなたの「初期設定値」、持って生まれた特性です。
私なりにその初期設定値の活かし方について書きましたので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

ネガティブに考えてしまうのは、あなたの“個性”です
先月開催した『個育てお茶会』で、あるママから、
「私、ネガティブ思考になりがちなのが悩みです…」
と打ち明けられました。
私は、そのママの個性を調べさせてもらい、
「それは仕方ないね…」
と即答してしまいました。
そもそも、私たち人間は、最低2つの個性(特性)を持って生まれています。
(専門的な話は一旦置いておいて、ここではわかりやすく2つで説明させてくださいね。)
個性には、それぞれ精神年齢があります。
その2つの個性の組み合わせ方で、あなたの「思考の傾向」(考え方)が決まります。
組み合わせは、大きく分けて3パターンあります。
子どもの個性 × 子どもの個性
子どもの個性 × 大人の個性
大人の個性 × 大人の個性
子どもの個性と大人の個性を簡単に説明すると、
楽しいことを考えるのが得意な個性と、
リスクを考えるのが得意な個性が存在していて、
組み合わせによって、ちょうどいいあんばいなのか、
楽しいことしか考えたくない個性なのか、
リスクを考えることしか個性なのかが変わるということです。
相談をしてくれたママは、大人の個性 × 大人の個性。
ちなみに私は、子どもの個性 × 大人の個性。
大人の個性しか持っていない人に、
「ネガティブに考えるのはやめよう」とか、
「とりあえずやってから考えてみたら?」なんていう言葉は、
心には届きますが、追い詰めるだけです。
「ネガティブ思考をやめたい」と努力しているのに、どうしてもやめられない。
それは、決してあなたの意志の弱さではありません。
あなたのその「ネガティブさ」は、努力で変えられる「クセ」や「短所」なんかではなく、あなたの『初期設定』のようなものだということです。
なにが言いたいかというと、直したり、変えたりするものではなく、あなたが持っているもの、あなたが付き合っていくものだということです。

心がラクになる3つのヒント|ネガティブ思考との付き合い方
とは、いえ、悩んでいることに対して、それは悩みにはならないなんて、そんな無責任なことで終わらせません。
ネガティブ思考で悩んでいる人に知っておいてほしいことが3つあります。
✔ネガティブは悪いものではない
✔入口がネガティブでもいい
✔出口をどうするかを自分で決める
どういうことかをひとつずつお話しますね。
ネガティブは「悪」じゃない
ネガティブ思考は、「マイナス」でも悪いものでもありません。
そもそも「ネガティブ」って響きが悪いだけで、なんとなく悪いものって思いがちです。
意味を調べてみても、「否定的」、「反対」。
消極的、後ろ向き、悲観的などあまり明るい言葉ではありません。
では、なぜ、悪いものではないと言い切れるかというと、シンプルです。
物事は1つの方向だけで判断をしなくていいからです。
要は、「ネガティブ」という言葉の表面だけでは、本当に「ネガティブ」かどうかは分からない。
「悪いもの」って決めつける必要もないということです。
ネガティブは無意識状態&初期設定
個性の特性や特徴は、無意識の状態で自然にやっていること、考えていることを指します。
要は、初期設定です。
なので、子どもの個性しか持っていない人は、楽しいことを一番に考えるし、大人の個性しか持っていない人は、最悪な状態を一番に考えてしまいます。
これは、クセでもなんでもなく自然なこと。
ダイエット中でもお腹が鳴るのと同じで、自然現象です。
お腹が鳴るのを止めることができないように、ネガティブなことを考えてしまうことも止められません。
なので、私は、悩みの入口、思考の入口は、ネガティブでもいいと思っています。
「転げたらどうしよう」
「失敗したらどうしよう」
「悪いことが起きたらどうしよう」
心配ごとで頭がいっぱいになる、それはそれで良しです。
入口、スタート地点、歩き始めが別に「ポジティブ」である必要はありません。
「ネガティブ」を持って進んでも、立ってもそれはそれでいいんです。

出口は自分で選べる。それが“あなたらしさ”
「ネガティブ」でもいい。
「マイナス思考」でもいい。
大事なことは、「どうしたいか?」を自分で考え、そして行動することです。
入口で持った「ネガティブ」を道中でどう処理して、どこの出口を選んで出るかが私は大事だと思っています。
これは、子どもの個性を持っている「ポジティブ思考」の人も同じです。
要は、どんな個性を持っている人もみな一緒ということです。
「ネガティブ思考」だからと言って、マイナスなことばかり言って何もせず、不平不満ばかりいうか、「ネガティブ」なことが頭の中でグルグル回るけど、ひとつずつ向き合って、どうしたいのかを自分に問いながら進んでいくとでは、見える世界も未来も変わります。
私は、子どもの個性が7割、大人の個性を3割持っています。
これがバランスがいいとは思いませんが、いい意味でも悪い意味でも
「私、個性らしい反応をしているな」
って思うことがよくあります。
「なんとかなる」ってあまり考えずに行動したり、好奇心だけで動いて、よく考えたら自分に必要ないものだったりなんて日常茶飯事です。
そして、そんな反応をしている自分を受け入れられるようになったのは、実は最近の話です。
迷ったり、立ち止まりながらでも、ずっと意識してきたことは、ただひとつ、自分への問いかけです。
「私はどうしたい?」
「私の目的は?」
どんな感情や不安を持っていてもいい。
そして、目的やどうしたいかの姿は小さくてもいい。
小さくてもいいけど、このものさしを持っていることを忘れないでほしいと思います。
ネガティブでもいい。大事なのは「どうしたいか」
「ポジティブになれない自分はダメだ」と、自分を責めるのは今日で卒業してみませんか?
どんな人でも、自分の中に「ネガティブ思考」と「ポジティブ思考」を持っています。
ただ、大人の個性しか持っていない人は、ちょっとネガティブが強く、
子供の個性しか持っていない人は、ポジティブ思考が強いだけです。
それに良い、悪い、優劣もありません。
そこに悩むより、あなたの持って生まれた「個性」を知り、「個」を育てることに目を向けていただけたらと思います。
個性學には、あなたの生まれ持った思考の傾向(初期設定)を知るヒントがあります。
自分の個性を正しく知り、「わたしはわたしでいい」って思えた瞬間に、あなたの人生、変わります。
あなたの持って生まれた「個性」を知ることから始めてみませんか?

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