BLOG & INFO

本からの学び ブログ

自分軸は育てられる — 本から学ぶ人生を向上させる自分軸の育て方—

こんにちは、個性學パートナーの土屋 美保です。

このブログでは、

仕事も子育ても欲張りたい、

自分を大切にしたい、

そんなママに向けての自分自身の土台を整える方法や個性に合った子育てのコツなどをお伝えしてます。

先日、0秒で動け「わかってはいるけど動けない」人のための自分を瞬時に動かす最強の方法

著者伊藤羊一さんの本をやっと完読しました。

ビジネス系の本ですが、私たちの日常生活や子育てにも非常に応用できる内容が詰まっています。

今日は、過去の自分のことと自分軸を育てるための具体的なメソッドや、行動に移す力を育む方法についてお話させてくださいね。

お付き合い頂けたら嬉しいです。

他人の目ばかり気にしていた私

私は、小さいころから、みんなから好かれたい‼って思っていました。

なので、「イヤだ」「ごめん」が言えず、自分ができないことまで引き受けて、キャパオーバーになったら逃げ出す…、そんな人生を送っていました。

「断る」と「嫌われる」、「断られたら嫌われた」って思い、必要以上に相手の顔色ばかりみていました。

相手の発言に「YES」と言い、人と違うことを発言すると嫌われるから言えず、いつも笑ってごまかしてました。

「八方美人」はホメ言葉ではなかった…

そんな私は、いい言葉でいうと「いつもニコニコして優しい人」でした。

友だちに、「八方美人だね」って言われ、意味が分からずそれでも嫌われたくなかったから笑っていました。

八方美人」とは、誰に対しても良い顔をして取り入ろうとする人を指す、やや否定的なニュアンスを持つ表現です。

意味が分かったとき、私は、友達に対して怒りを感じるより、「あっ、嫌われた」って思い、その友達から距離を取ったことを思い出します。

「私のこと嫌い?」

って、聞くことも出来ず、

「あなたのことが嫌い」

って、言われるのも怖かったから取った自分を守るための最善の方法が、「逃げる」でした。

「逃げる」は私にとって、誰も傷つけず、自分も傷つかない最善の選択だと、当時の私はそう思っていました。

そもそも私は他人軸で生きていた

私は、そんな自分が嫌いでした。

なぜ、そうなるのか、

なぜ、そこまで他人が気になるのか、

なんで、自分の意見に自信がないのか、自分というものが確立されていないのか…、その答えは、10年前、個性學の学びで知りました。

個性學は、生年月日などから、その人が持つ個性才能を客観的に分析するものです。自分自身を深く理解し、より自分らしい人生を送るためのヒントが得られる学問です。

その個性學では、人が求める価値観を大きく3つの分類に分けています。

この分類には、善悪も優劣もなく、あるのは役割だけです。

  • 人とのつながりを大切にする「人志向」さん
    • みんなと仲良くしたい!
    • 嫌われたくない!
    • 一緒にしたい!
  • 安定した生活を好む「城志向」さん
    • 計画を立てて、一つひとつ確実にこなしていくのが好き!
    • 自分だけの空間でゆっくりしたい!
    • 安定した生活を送りたい!
  • 新しいことに挑戦するのが好きな「大物志向」さん
    • 大きな目標に向かって頑張っている自分が好き!
    • 新しいことに挑戦するのが大好き!
    • キラキラ輝きたい!

そして、人はこの3つの分類を2つ持っています。人志向×城志向だったり、城志向×大物志向だったり、人によっては、城志向×城志向だったりもします。

で、私は、この人志向を2つ持っています。

ということは、私には、城志向の要素も大物志向の要素もないということです。

人志向しか持っていない私に、人の目を気せず自分軸で生きようね…は、無意識レベルでは難しいということです。

もちろん、他人軸でいることが悪いことではありません。

人のことを思いやれる、気遣いができる、人との和をつなぐことができる、温かい雰囲気を作れるとまだまだたくさんありますが、あのころの私には、それすら短所だと思っていました。

自分と向き合うことで自分軸が育てられた

個性學で、自分には自分の価値観や判断基準になる自分軸がないって分かったからと言って、私が他人の目を必要以上に気にして八方美人になることは変わりませんでした。

自分に自分軸がないっていうことも認めることができなかったし、他人軸の自分がイヤで、無理やり自分軸があるように見せたりして、必死で他人軸で生きている自分を否定していました。

「他人軸で生きている人はダメだ」

「自分軸で生きないと成功しない」

ネットや本でそんな言葉を見るたびに、私はひとりで勝手に傷ついていました。

そんな私は、3年前に、「自分と向き合う3年間にする」と決め(なぜ3年間だったのかはまた今度お話します)、とことん自分と向き合いました。

ジャーナリング、瞑想、パナシア(自分を癒すことができるエクササイズです)、内省、自分のいいところもですが、見たくないところ、見せたくないところ、隠していたかったところまで向き合い続けました。

出てきた言葉や、感情や、行動を一つ一つ掘り下げ、振り返りと検証を繰り返してきました。

その結果、私は私の個性をそのまんま受け入れることができるようになりました。

どういうことかというと、短所だと思って変えようとしてきたことを変える努力をしなくなりました。

そうしたら、自然と「他人軸の私」を受け入れることができるようになりました。

それは、決して、「他人軸の私」だから「自分軸では生きない!」っていう決断ではなく、「他人軸の私」ありきの「自分軸の私を育てた結果の私の自分軸」で生きれるようになったと思います。

そのために必要だったのが、「自分の目的」

(目的のことはまた別ブログでお話しますね、ちなみに私の自分の目的は、豊かにしなやかに生きるです笑)

そのおかげで私は行動できるようになり、「自分らしい自分軸」を持つことも出来ました。

✔この3年間自分ととことん向き合った(内省した)
✔その結果他人軸の自分を受け入れることができた
✔目的を持つことで行動できるようになった

「0秒で動け「わかってはいるけど動けない」人のための自分を瞬時に動かす最強の方法」の本に書いていた内容を私はやってきていたのです。

この本の内容が今までしてきたことの答えあわせになり、「自分軸を育てる」でいいんだっていう確信に変わりました。

自分らしい自分軸を手に入れた私

私が育てた自分軸は、私らしい自分軸だと思います。

「他人を気にはするけど自分で決める自分軸」は、もしかしたら、城志向の人からみたら、弱い自分軸かもしれません。

それでも、私は、この自分軸が自分にしっくりきています。

他人を気にしてもいい、他人に嫌われたくないっていう気持ちがあってもいい、

でも、自分の気持ちをまず問うこと、問いて、その次にどうしたいのかを自分に聞く。

自分で決めたら、結果はどうあれやることをやってみる。

すべてが思う結果にならないときだってあります。

それでも、自分の気持ちをまず問い、自分の気持ちに素直になる。

(行動が素直になれないときもありますがそれはそれでよしにしています)

悩んだ時は、自分の目的を思い出す。

それを繰り返していると、自然と動ける自分になれます。

自然と動ける自分って、きっと自分らしい自分軸を育てていくからこそできることなんだと思います。

そして、自分軸は形を変えていっていい。

あと、「自分軸」と「他人軸」はどちらかだけが強いよりもバランスが大事です。

その瞬間の自分らしい自分軸と他人軸に変化していく柔軟さが大切なんだと思います。

最後に…

個性の分類、組み合わせで、求めている価値観や得意なことが変わります。

そして、持っていないものは、時間は掛かりますが育てていくことができます。

もちろん、「自分軸」も「他人軸」も育てることができる価値観です。

でも、忘れないでほしいことがひとつだけあります。

それは、否定から始めないことです。

「あなたはあなたでいい」

「私は私でいい」

まず、そこからです。

あなたは自分軸をどのように育んでいきますか?

あなたは自分の個性を知っていますか?

自分や子どもの個性の分類がなにかが知りたい方は、公式LINEを登録して、『個性』とメッセージいただけたら、簡単な分類をお調べします。

詳しい個性を知りたい方は、個性診断やさしい3分類講座などの受講をオススメしています。

昔の私みたいに、他人軸の自分を持て余しているあなたの毎日&子育てが、

今日のブログと個性學でより楽しくなりますように。

いつもありがとうございます。

この記事の著者

土屋 美保

1977年広島県尾道市生まれ。隣の町の福山市に嫁ぎ、三児のママになる。2013年に自宅で子育て中のママが通える子連れパン教室を始め、幅広い年齢層に愛される教室となる。子育て中にコミュニケーションや人間関係をシンプルにする個性學に出会い、2021年に個性學パートナーの資格を取得。手ごねパンと個性學を用いて、『わたしはわたしのままでいい』『あなたはあなたのままでいい』をモットーに子育てを頑張っているママたちの笑顔を増やすためのサポートをしている

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2023 土屋 美保 All rights Reserved.

CLOSE