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子どものことを理解するのに必死だった私が、子どものことを知るだけでいいと気づいたときの話

こんにちは、広島県福山市で、手ごねパン教室をしている個性學パートナーの土屋 美保です。

このブログでは、仕事も子育ても欲張りたい、自分を大切にしたい、

そんなママに向けての自分自身の土台を整える方法や個性に合った子育てのコツなどをお伝えしていきます。

あなたの毎日のなにかしらの参考になれば嬉しいです。

子どものことが理解できないと感じることはありませんか?

子どもの言動や感情に戸惑ったり、イライラしたり、

自分の育て方に自信が持てなかったり・・・、

私もそうでした。

子どものことが理解できないというのは、

親として失格ではないかと思っていました。

理解できない自分のことを責めたり、

理解できない行動をする子どもたちのことも責めたりしていました。

大切なのは、

子どものことを理解することではなく、

子どものことを、

正しく知ることだったということに、

最近、やっと気づくことができました。

今日は、その話をさせていただきたいと思います。

お付き合いいただけたら幸いです。

先日、個性診断をさせていただきました。

そこで、受講者さんが言われた言葉、

『理解してあげたいけど、出来ないんです。どうしたらいいですか?』

私はこの言葉を聞いて、

過去の自分を思い出しました。

私と長男は個性の分類が全然違います。

性別も違うし、

個性の分類も違う。

戸籍上、血のつながりはありますが、

似ているのは、

目元だけ。

わが子なのに、

私の常識が通用しない息子のこと、

理解してあげたくても、

理解できない、

分かってあげたくても、

分かってあげれない。

そんな自分と、

長男にイライラしていました。

そのときの私は、

彼のことを

『自分同じものというメガネ』で見ていました。

もしくは、

『自分の子ども(自分と一緒であるはず)というメガネ』から、

息子のやること、

なすこと、

言うこと、

全てをチェックしていました。

これって、

万が一ですが、

個性の分類が一緒でもしんどいんです。

(そもそも100%一緒の人と出会えることはないから)

人間、自分と同じものに対しては安心感を感じられますが、

自分と違うものに対しては、

敏感に反応してしまいます。

当時の私は、

とても狭い視野のメガネをかけていました。

そうなるとどうなるか・・・。

狭い視野でしか、

物事が見れない状態になってしまいます。

一緒があたりまえ。

違うはおかしい。

彼のために正さなければ・・・、

そう思い、

一生懸命、

私の価値観の感覚で、

彼を導こうとします。

そして、こう言っていました。

『息子のことが理解できない』

言葉にすると恐ろしいのですが、

私の思うようにならない息子が理解できないって、

疑いもなく思っていました。

学びを重ね、

年齢も重ね、

いろんなメガネを選んで掛けることができるようになった私は、

あるときから、

『子どもを理解しないといけないメガネ』を手放しました。

諦めとは違います。

我慢とも違います。

ただ、理解しなくてもいいんだって思えるようになったら、

必死になる方向が変わりました。

息子のことを理解することに必死になることもなく、

ただ、目の前にいる息子のことを、

そのまんま、見れている自分がいました。

子どものことが理解できないと悩んでいるあなたへ、

子どものことが理解できないと悩んでいた私からの

ひとつだけ、覚えていてほしいことがあります。

それは、

お子さまのことをよく見てあげることを忘れないことです。

理解しなくていい。

お子さんのことを知ること、それだけでいい。

『あー、この子、こういう反応するんだ』

『この子、これが本当にイヤなんだ』

それを知ることができたら、

それで充分です。

共感できることはしたらいい。

共感できないことはできなくていい。

それでマルです。

私は、理解しようとしてできない自分を責めていました。

でも、それは間違いでした。

理解しようとしなくていい。

知るだけでいい。

分かり合える必要もない。

分かるだけでいい。

それが分かったことを、

あのときの自分の肩を優しく抱きしめながら言ってあげたいです。

あなたの心のどこかに、

届くと嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事の著者

土屋 美保

1977年広島県尾道市生まれ。隣の町の福山市に嫁ぎ、三児のママになる。2013年に自宅で子育て中のママが通える子連れパン教室を始め、幅広い年齢層に愛される教室となる。子育て中にコミュニケーションや人間関係をシンプルにする個性學に出会い、2021年に個性學パートナーの資格を取得。手ごねパンと個性學を用いて、『わたしはわたしのままでいい』『あなたはあなたのままでいい』をモットーに子育てを頑張っているママたちの笑顔を増やすためのサポートをしている

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