聞く習慣~家族だからこそ大切にしたい傾聴力~
こんにちは、広島県福山市で、手ごねパン教室をしている個性學パートナーの土屋 美保です。
このブログでは、仕事も子育ても欲張りたい、自分を大切にしたい、
そんなママに向けての自分自身の土台を整える方法や個性に合った子育てのコツなどをお伝えしていきます。
あなたの毎日のなにかしらの参考になれば嬉しいです。
自分の話を聞いてもらいたい
人は、自分の話をする事が大好きな生き物です。
そして、認めてほしいし、共感もしてほしい。
人によって度合いが違いますが、
自分の話を聞いてもらえると嬉しいものです。
そして、共感されたり、
褒められたりするとなお嬉しいし、
この人は『ちゃんと私の話を聞いてくれる人』って、
心から安心できます。
傾聴とは・・・
☆相手の話を、相手の立場に立ち、相手の感情に共感しながら理解しようとすること。
☆善悪や好き嫌いの判断をせずに、相手の話を聴くこと。
☆相手の話を否定せず、肯定的な興味をもって聴くこと。
傾聴力が高い人と話すと、
話がしやすく、話した後はスッキリすることが多いです。
この傾聴力は他人に対してはできる人が多いですが、
家族や近しい人になると難しい人もいます。
傾聴の基本は、
人の話に耳を傾け、
相手の本意を理解することです。
このように話を聞いてもらうと、
話す側は気持ちが落ち着き、安心します。
そして、思っていること、
悩んでいること、
原因となっていることなど、
表面的な話だけでなく、
心からの言葉を聞くことができます。
傾聴力は他人のほうがうまくいく
話を聞いてほしいのは、
自分が産んだ子も、
自分を産んでくれた親も、
自分が選んだパートナーも同じです。
誰だって話を聞いてほしい、
自分を理解してほしいと思っています。
職場の人や、仕事関係の人ならできることも、
家族になると、そこに気を使いたくなくなります。
特に、自分に余裕がないと、
家族の話を最後まで聞けず、
ついついアドバイスをしたり、
否定したり、
話を中断したりしてしまいます…。
だって家族だもん…
外で頑張っている分、
自分がされたら嫌だと思うことを、
つい、家族にはやってしまいます。
自分がされたら嫌なのに、
つい、家族には、気を使いたくないから、
素の自分をぶつけて対応してしまいがちです。
そして、それをした結果は、
残念ながら、いい結果にはなっていないと思います。
「私はあなたのことを思っていっているのに」
「あなたの考えは間違えているから教えてあげているのに」
「なんで分からないの‼」
って、イライラしている頭に、
さらにイライラ倍増させる要素をプラスさせています。
でもね、私たちは、
これではいけないって本当は気づいています。
そう、分っているけど、
やめられないんです。
そう…余裕がないんです…。
自分が生きやすくなるための秘訣
だから、ちょっとだけ、
お耳に入れておいてほしいことがあります。
子どもの話、夫の話、両親の話…、
聞きたくないときだってあります。
自分の意見を言いたいときだってあります。
でも、人は話をすることで、
自分の中にスペース、余白ができます。
このスペースができないと、
私たちの言いたいこと、伝えたいことは、
その人のお耳にも心にも届きません。
だから、
自分が生きやすくするための手段だと思って、
子どもや夫、身近な人の話も、
最後まで聞いてみてください。
もちろん、時々でいいです。
できるときで大丈夫です。
話を聞くって決めれたときでいいです。
そのときだけは、
ノーアドバイス、ノー否定で聞くだけ聞いて、
そのあと、相手にスペースが出来たら、
本当にしてほしいこと、
自分の気持ちを、
相手の個性に合わせた伝え方で伝えたら、
いままで感じていたストレスが少なくなると思います。
人は誰だって話を聞いてほしいと思っている
人は誰だって話を聞いてほしいし、
自分を理解してほしいって思っています。
もちろん、人によってその度合いや、
表現方法は違いますが、
否定されるのが好きな人、
批判されたい人、
拒絶されたい人なんていないはずです。
それは、気心しれた家族だって同じです。
相手への思いやりは、
自分が生きやすくなるための手段にもなります。
自分の身近にいる人こそ、
思いやりの種を、
たくさん育てていけると、
あなたの周りに笑顔が増えると思います。
あなたの毎日が、
いまよりもっと楽しくなると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。