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ドラマからの学び

ドラマから学ぶ‼スカイキャッスルが教えてくれる親子の在り方

当然ですが、木曜ドラマ『スカイキャッスル』、皆さんご覧になりましたか?

ドロ沼すぎる人間模様にゾクゾクしながらも、どこか自分と重ねてしまうことってありませんでしたか?

華やかな世界の裏側で繰り広げられる、切ない親心。共感せずにはいられませんでした。今回は、そんな中で特に印象に残った、比嘉愛未さん演じる杏子さんの心の変化についてお話したいと思います。

お付き合い頂けたら嬉しいです。

二階堂ファミリー

比嘉愛未さん演じる二階堂杏子さんは、帝都病院脳神経外科医の夫と中学三年生の受験生の息子の3人家族です。

外科医の夫、亘さんは、院長になる夢に破れ、自分が果たせなかった夢を息子に託すため、息子への教育にとても熱心です。

杏子さんは、そんな夫になにも言えず、夫のやり方にモヤモヤしているだけの妻でしたが、ある時を境に、息子と夫との関係から未来に不安を感じるようになります。

そして、

「私が翔を守る」

「自分で動き出さなきゃなにも変わらない‼」

(実際に言ったセリフと違ったら申し訳ありません)

そこから、杏子さんは、心を決め、そして変わります。

どう変わったのかの細かい説明はここでは省かせて頂きますが、行動と言動が変わります。

変わったというか、きっと本来の杏子さんになったっていう表現が正しいのかなって思います。

目的は人を強くする

人って、心を決め、目的を持ったときに強さをみせ始めます。

その目的に良いとか悪いとかはないので、亘さんも亘さんの目的を達成しようと必死だっただけだと思います。

ただ、亘さんの場合は、その目的の方向がズレていただけのような気がします。

そして、きっと、『スカイキャッスル』の登場人物の多くは、目的の方向がみなズレいて、純粋ではなかったから、あんなにもつれた糸みたいになってしまったんだと思います。

では、杏子さんの目的はズレがなく純粋だったのか…ですが、私は、杏子さんは翔くんのことを翔くんとしてちゃんと見ることができていたのではないかと思います。

目的が片思いにならないためには…

どういうことかというと、自分の体裁とか見栄とかプライドとかからの行動ではなかったからひとりよがりにも、薄っぺらいものにもならなかったはず。

そして、杏子さんは、翔くん自身のことを否定もせず、ダメ出しもせず、

『お父さんのためにがんばりなさい‼』

みたいなことも言わなかったことも大きいと思います。

だからこそ、翔くんは杏子さんのこと、信頼して信用もしていたと思います。

『お母さんは僕を信じてくれている』

『お母さんは僕のことを分かってくれる』

『お母さんは僕を守ってくれている』

この安心感は、杏子さんと翔くんの関係だけではなく、

親子関係を築いていくにあたり、

非常に大切な要素だと私は思っています。

これは、個性の分類に関係なく、

どの子にもこの安心感を持っていてほしい、

親と子の間に信頼関係は存在してほしいって、

親になった今、私は強く感じています。

親は、子どものことを大切に、そして大事に思っています。

愛が愛だと伝わり切れない理由

亘さんだって、翔くんのことに自分みたいな思いをさせたくない、辛い思いはさせたくないっていう強い思いあっての行動&言動だったと思います。

『スカイキャッスル』に登場する人たちも、みな、子どものことを愛しているし、子どものことを思っての行動をしているだけなんです。

でも、それが子どもに伝わっていなかったり、独りよがりだったり、ただの重荷だったり、本当に欲しい形でなかったりで、みんながみんなそれぞれ片思い状態になっているわけです。

それは、ただコミュニケーションがうまくできていないだけで、伝えているつもりが伝わっていないだけ。

それって上級階級の親子や夫婦だけの問題ではなく、ドラマだけの話ではなく、現実世界のだれにでも起こっている問題なんだと思います。

『あなたの夢はくだらない‼地球は丸いのに何がピラミッドよ‼』

これ、杏子さんの神セリフです。

個性學(こせいがく)の観点から言うと、ピラミッドの頂点を目指したいタイプの人たちもいるし、競争して人生に勝ちたいっていうタイプの人たちもいるので、亘さんの気持ちも分からなくありません。

でも、大切なのは、それを翔くんが本当に望んでいるかどうか…だけです。

翔くんも同じように頂点を目指したい人、医師になってトップに立ちたいっていう目標があるのであれば、もしかしたら亘さんのやり方もありなのかもしれません。

(親子の間で大きな問題にはならないかもしれません)

でも、目指しているところが違い、求めているものややり方が違ったら、それはただの教育ではなく飼育になっていてもおかしくありません。

自分はいいと思ってやっているのにも関わらず、うまくいかない、誰もわかってくれない、望んでいない言葉を浴びさせられる…、そんなときは、一度、立ち止まって、いままで歩いてきた道を振り返ってみてください。

そこで得た気づきが、新たな大きな一歩になるはずです。

大切なことはシンプルなこと

人は決めるとやることがシンプルになります。

目的があると、それに向かって行動や言動が変わっていきます。

だからこそ、相手と自分をよく見ることが大切になります。

そして、自分を信じること…、

なにが一番大切なのかに気付くこと、

それが、なによりも強い本物の力になります。

『スカイキャッスル』は、親子や夫婦の在り方を考えさせられるドラマです。

韓国ドラマのリメイクなので、昔の昼ドラ並みにドロドロして面白い笑

いろんな角度からみると面白さもプラスされると思います。

あと、俳優さん&女優さんが豪華でステキです。

まだ見ていない方は、この機会にぜひ♡

私は一気見が好きです笑

そして、観ていた方は、一緒にいろんな観点でお話しましょう♪

個性を知ることで、子育てや人生がシンプルになります。

シンプルになるということは、決してイライラしなくなるとか子どもが言うことをきくようになることでは違います。

シンプルになるということは、必要のないことに力を注がなくてもよくなるっていうことです。

まず、個性を知ることから始めてみませんか?

「私は私でいい」

「あなたはあなたでいい」

そう思えるママを増やしていきたいと思って活動をしています。

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気になる方は、一度、気軽にお問合せ頂けたらと思います。

今日のこのブログが、なにかしらの前に進むきっかけになったら嬉しいです。

いつもありがとうございます。

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