「もしも徳川家康が総理大臣になったら」から学ぶ自分の役割とは…
こんにちは、個性學パートナーの土屋 美保です。
このブログでは、仕事も子育ても自分らしく楽しく過ごしたいけれど、日々の忙しさでイライラを感じているあなたに、自分自身の心の土台を整える方法と、あなたと子どもの個性を活かした子育てのコツをお伝えします。
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「人には生まれたときからそれぞれ役割がある」
って知ってますか?
聞いたことはあるっていう人は多いと思います。
でも、自分の役割を知っている人、腑に落ちている人は少ないはず。
私は、「自己顕示欲」(じこけんじよく)が低いほうではないと自分で自覚しています。
どこかで人より優位に立ちたいっていう欲も、自分の能力を認めてほしいっていう気持ちもあります。
自分に任された仕事より、他の人がやっている仕事のほうが良いものに見えるし、すごいものに感じてします。
自分がやっていることを認めてほしいくせに、そんな態度は見せず、でも心の中でモンモンとしている、そんな私が、ある小説から、自分らしい役割を見つける良い気づきを得たので、今日は、その話をしたいと思います。
お付き合いいただけたら嬉しいです。

自己顕示欲って何?
「自己顕示欲」は、周囲から注目を集めたり認められたいという欲求のことをいいます。他人よりも目立ち、褒められることを求めることですが、これは誰にでもある要求です。
「自己顕示欲」が強くなる人の特徴は、
✔他人と比較する
✔自己肯定感が低い
✔自分責めが好き
要は、
✔他人がよく見える
✔自分のよさが分からない
✔自分の欠点ばかりに目がむく
これが続くと、本来持っている「自己顕示欲」は、それらをエサにして大きくなり、自分ではコントロールできなくなります。
コントロールできなくなり、その欲が暴走するから、心と体と頭にストレスがかかるのです。
そうならないためには、
自分の役割と、自分が必要としている場所を知ることが大切です。
「もしも徳川家康が総理大臣になったら」から学ぶ自分の役割
小説「もしも徳川家康が総理大臣になったら」
著者 眞邊明人
前回のブログで紹介した「もしも豊臣秀吉がコンサルをしたら」と同じ著者が書いた小説ですが、映画化もされているので見た方も多いと思います。
前回の小説同様、いろんな角度からみるとネタは尽きないこの小説に、「自分の役割」についての考え方のヒントがたくさん書かれていました。
あらすじ等は、ここでは割愛しますが、一言でいうとAIで過去の偉人たちを集めた内閣を作り、そのAI偉人内閣が日本を治めるという話です(端折りすぎたかもですが)
偉人たちの役割
過去の偉人たちは、いろんな時代から集めた偉人たちなので、その時代時代のトップにいた偉人たちが集まります。
なので、それぞれのトップが「我こそは‼」と我を張りそうですが、この時代では違います。
トップ(将)は、徳川家康。
その下にそれぞれの大臣(織田信長、豊臣秀吉、坂本龍馬、足利義満…まだまだたくさんいますが)がいます。
それぞれの大臣は、キャラも濃いし、それぞれの時代にそれぞれのことをして時代を動かしてきた人たち。
その偉大な人たちは、自分の任された任務をそれぞれのやり方や能力でこなしていきます。
総理大臣は総理大臣の仕事を、官房長官は官房長官の仕事を、経済産業大臣は経済産業大臣の仕事を目的を持ってしていきます。
その様子が、小説の話とは分かっていますが、それぞれの大臣の活躍&仕事ぶり、志、在り方に惹き込まれます。
彼らの献身と働きぶりを見ていると、それぞれが持つ個性が光り、周囲の信頼と共に力を発揮していることがよく伝わってきます。

秀吉の言葉
将たるものの仕事は決めることじゃ。
決めたことは何があってもやる。
そういう将の下には、それを成し遂げる者が集まるものじゃ。
あとは将はその者たちを信じて任せる
もしも徳川家康が総理大臣になったらより
これは、この小説で秀吉が言った言葉です。
信じるものがあり、
信じてくれるものがある。
そんなの場所があるとないとでは、
「自己顕示欲」を成長させるエサの量が変わります。
人には必ず役割がある
人には必ず役割があります。
「役割」という言葉にすると、少し業務的な印象になるかもしれませんが、あなただからできる仕事(役目)があります。
「自分だからできることなんてあるの?」
って、疑問に思うこともあると思います。
でも、大丈夫。
その役割は、だれもがちゃんと持っています。
だた、見つけるのが難しいだけです。
いや、正確には、受け入れるのに時間が掛かるだけです。
役割を知る2つの方法
役割を知る2つの方法
✔体験や経験を積み重ねていく
✔自分の個性が持っている役割を知る
「役割」を知るにはどうしたらいいかですが、2つあります。
ひとつは、体験や経験を積み重ねていくこと。
要は行動すること。
もうひとつは、生まれ持った個性を知ること。
自分の個性が持っている役割を知ることです。
要は知識としていれること。
そして、自分が持っている個性はひとつではありません。
いろんな個性が自分という人の中に、いくつもあります。
そのいくつもある個性という絵具と、行動したから得た体験や経験という絵具が混ざり合って、「あなただからできる役割」がしっくりくるようになるんだと思います。
生まれ持った個性が持っている役割以外のことができないわけではありません。
ただ、持っていない役割になろうと頑張るのは、10倍以上のストレスや圧がかかります。
それよりも生まれ持った個性の役割を伸ばすことに力を入れるほうが、ストレスがかかる量が変わってきます。
他人と比べてしんどくなっているあなた、大丈夫です。
それはあなただけではありません。
あなたが、もし、「自己顕示力」が以前の私のように暴走していると感じるようなら、自分の役割、個性を知ることが、心の安定につながるかもしれません。
最後に…
「もしも徳川家康が大臣になったら」は、前回の「もしも豊臣秀吉がコンサルをしたら」と同様、いろんな角度から読むと楽しい小説です。
そして、この小説を読み進めていくと、
「自分は自分でいい」、
「自分の役割を全うすることに集中したらいい」
ということにも気付かされます。
「他人のことが気になる」
「自分の良さが分からない」
「自分の欠点ばかり目がむく」
自己顕示欲を増加させるこの気持ちは、決して悪いものではありません。
無理になくそうとしなくてもいいと私は思っています。
それよりも自分の個性の役割を知って、まず、自分の心の土台を見つめ直すことから始めてみませんか?
きっと、あなただからできる何かが見つかるはずです。
このブログがあなたの毎日のなにかしらのお役に立てれば幸いです。

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