他人と比べて落ち込む日に読んでほしい!自分を認めるための3つの大切なこと
人と比べることは決して悪いことではありません。
ただ、自分自身を認めず、他人を羨ましいがるばかりだと問題になります。
そこで、このブログでは、3人の子どもと毎日奮闘している個性學パートナーである私が、他人と比べて落ち込んでしまうあなたが自分を認めれるようになれる方法をお伝えします。
毎日の生活に取り入れて、自分の土台を整えていきましょう。

他人と比べることは悪いこと?
隣の芝生は青くみえる
という、ことわざがあります。
他人が持っているものがやたらと良く見えてしまうことという意味です。
要は、自分以外のだれかを羨ましく思う気持ちです。
この言葉は、あまり良い意味として使われてはいません。
じゃあ、他人が持っているものがやたらと良く見えてしまうことが悪いことかというと、私は決して悪いことだとは思いません。
他人と比べることは、誰しもが持っている本能です。
この本能は、生存や進化において重要な役割を果たしてきました。
なので、つい人と比べてしまうことは、本能であり、自然なことです。
ただ、他人と比べて、自分を卑下したり、逆に他人を見下したりすることが問題です。
他人と比べて落ち込んでしまう人の特徴
他人と比べる気持ちは、大きく分けると3つのパターンに分類できます。
それは、
✔他人と比べることが行動力に変わる場合
✔嫉妬心に変わる場合
✔劣等感に変わる場合
です。
これは、その時の精神状態によってどのパターンか変わります。
要は、精神状態や状況によって変化するものであり、生まれ持った個性や個人で決まるものではありません。
自分自身に余裕があるときは、他人を羨ましく思う気持ちが行動力に変わります。
でも、自分自身に余裕がなく、不安定な状態のときは、他人を羨ましく思うだけでは終わることができません。
他人と現状の自分との違いに目がいき、出来ていない自分を責めたりすることもあるかもしれません。
また、他人と現状の自分との違いに腹が立ち、その怒りを相手に向けてしまうことも考えられます。
だからこそ、自分の心の状態とどう付き合うのかが大切なのです。
心を意識して整え、日々の生活の中で自分と向き合うことを習慣にしましょう。
次に、他人と比べてしまうときのポイントについてお伝えします。
他人と比べてしまうときにしてほしい3つのこと
他人と比べてしまうときにしてほしいことは、
✔自分の個性を知ること
✔自分の個性を認めること
✔自分の気持ちの言語化
この3つです。
あなたらしさは個性を知ることから
他人と比べて落ちこんだら、まず、してほしいことは、自分の生まれ持った個性を知ることです。
分かりやすくいうと、自分がどんな種類の花の種を持って生まれているかを知っておくことが大切です。
どんな種類の花の種を持って生まれているのかを知る方法は数多くありますが、そのひとつに、個性學(こせいがく)があります。
個性學は、生まれ持った個性や才能を客観的に分析する学問です。
自分自身を理解し、より自分らしい人生を送るための大切な手がかりを提供してくれます。
個性學では、人が求める価値観を3つの大きな分類に分けています。
この分類には善悪や優劣はありません。
それぞれがそれぞれで大切な役割を持っているのです。
そして、持っている分類は変化することはありません。
自分が持っているの分類はイヤだからと言って、違う分類に変わることはできないのです。
例えば、自分は、チューリップの種を持って生まれているのなら、どんなことがあってもひまわりの花は咲かないということです。
なので、ひまわりのみたいに大きな花が咲かないことに悩まなくていいのです。
そして、ひまわりの花を咲かせることに必死になる必要はないのです。

認めるのが難しい自分の個性
個性學(こせいがく)で自分の個性の分類を知ることは簡単です。
でも、自分の個性の分類を認めることは簡単ではありません。
たとえば、自分がチューリップの花だとします。
でも、鏡がないと、自分がチューリップであることが見えていません。
チューリップから見えるものは、自分以外の違う花たちです。
自分が自分はチューリップの花だと自覚していたら問題はないと思います。
自分がどんな花なのかもわからず、隣の花ばかり見て羨ましがったら…、どうでしょうか?
または、だれかに
「あなたはチューリップよ」
って言われてたとします。
「違う‼、私はチューリップでない‼」
と逆ギレしてしまったら…。
もしくは、
「違う…私はあの花みたいな花を咲かせたいのに咲かせられない私はダメな花だ…」
なんて落ち込んだら…。
それはとても辛いことです。
自分の個性を認めることは、確かに簡単ではありません。
自分が持っている「花の種」がどんな種類のものであるかを理解し、それを受け入れることにはなにより自分と向き合う努力が必要です。
自分の個性を認めることで、自分自身をより深く理解し、他人と比べることなく、自分の道を歩むことができるようになります。
要は、チューリップにはチューリップの可愛さがあり、
チューリップだからこその魅力があるのです。
チューリップの花とひまわりの花は、どちらもそれぞれで美しい。
春に咲く可愛らしいチューリップに向かって、夏に咲く元気をもらえるひまわりでないと言う必要はないということです。
なので、チューリップは自分がチューリップということを認め、自分の季節に自分らしい花を咲かせることに集中したらいいのです。
そのためには、自分の個性を受け入れ、認めるということが大切なのです。
難しいけどやってほしい言語化作業
大人は忙しいです。
正直、日々のタスク(仕事・家事・子育て・子どもの用事)をこなすだけで精一杯です。
そんな日々を送っているからこそ、
他人と比べて落ち込むときにしてほしいことは、自分の気持ちの言語化です。
これは、自分の個性を認めることにもつながります。
その人の何がどう羨ましいのか…
それを自分自身と会話しながら、言葉にしていく作業をするのとしないのでは得られる未来が変わります。
どういうことかというと、
「羨ましい」
という気持ちは、ただの箱です。
「羨ましい」というラベルが貼っている箱だけで、中になにが入っているのか、もしくは隠れているのかが見えていない不審物です。
要は、分からないから不安になります。
何か分からない不審物かもしれない箱を持って、ウロウロする…。
そんな状態なのです。
持ってウロウロする状態を変える方法は、とてもシンプルです。
怖いけど、開けて、なにが入っているのかを確認するだけ。
そして、確認したあとに、その感情をどうするのかを自分で決めることができれば、他人と比べて落ち込む日々から卒業し、前向きに行動できる自分になれるはずです。

忙しい大人にとっての言語化作業
「忙しくてそんな余裕がない‼」
そんなあなたにしてほしい言語化作業を紹介しますね。
✔自分の感情と向き合う時間の確保
✔自分の感情を紙に書く
✔自分の感情を人に話す
自分の感情と向き合う時間の確保
忙しい日々の中で、意識的に自分の感情と向き合う時間を作ることが重要です。
洗い物をしながら、掃除をしながら、料理をしながら、湯舟につかりながら…のながらで構いません。SNSの動画の音やTVからの音を消して、自分の感情と向き合うことをオススメします。
1日5分でも構いません。頭の中で、自分に話かけてみてください。
自分の感情を紙に書き出す
日記を書いたり、手帳を使って感情を言葉にして紙に書き出してみましょう。
頭の中にある感情は、言葉にして書き出すことが有効的です。
書き出すことで頭の中が整理されます。
書き出した言葉を俯瞰してみることも効果的です。
自分の感情を人に話す
信頼できる人に話を聞いてもらったりすることも有効です。
自分の本音が話せる人に素直な気持ちをちゃんと言語化してそれを言葉にしてみるのもオススメです。話をしていくうちに自分の気持ちに気付けることも多いです。
ただ、相手がいてからこそできることなので、聞いてくれる人には感謝の気持ちと思いやりを忘れないように。
言語化は、一度で完璧にできるものではありません。
続けることで、徐々に自分の感情を深く理解できるようになります。
できるときにできる範囲で続ける。
これが忙しい大人だからできる言語化作業に向き合うコツです。
他人と比べることは本能だから仕方がない
他人と比べることは、人間の本能です。
隣の芝生は青く見えるものです。
そして、他人と比べて落ち込んでしまうのは、あなただけではありません。
他人を比べたことも、
隣の芝生が青く見えたこともない人も、
落ち込んだことがない人もいません。
どんな人でも、
落ち込む必要がないと分かるまでは、
他人と比べて落ち込む日があったと思います。
落ち込んではダメって思わなくても大丈夫です。
だた、あなたは落ち込んだあとの対処法を知らなかっただけです。
あと、落ち込み方を間違えていただけです。
自分を知り、
自分を認め、
自分が何をどう感じているのかを、
丁寧に向き合う。
この地味でしんどい作業を積み重ねていくことで、
あなたは、他の何者でもないあなたになれます。
人と比べて落ち込む日があってもいい。
人と比べて悲しくなる日もあっていい。
人と比べて怒りが湧いてくる日があってもいい。
どんな日があっても、大丈夫。
大切なのは、その感情をどう処理するかだけです。
このブログがあなたの毎日になにかしらの気づきになれば嬉しいです。

個性を知ることで、子育てや人生がシンプルになります。
シンプルになるということは、決してイライラしなくなるとか子どもが言うことをきくようになることでは違います。
シンプルになるということは、必要のないことに力を注がなくてもよくなるっていうことです。
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