映画『この小さな手』から学ぶ!父親になるということ、親でいるということ
「子どもが生まれても
僕は父親になれなかった」
あなたはこの言葉に、なにを感じますか?
これは、先日アマゾンプライムで観た映画『この小さな手』のキャッチコピーです。
私は、この言葉に悲しみとやるせなさを感じました。
今日のブログでは、母親歴17年の個性學パートナーの私のこの映画の感想とキャッチコピーの想い、映画を通じて見えてきた「人それぞれでは済ませない子育て」について、少し深く掘り下げて考えてみました。
この記事が、今パートナーとの育児の温度差に悩んでいる方や、自分自身の「親としてのあり方」を見つめ直したい方の、何かのヒントになれば幸いです。
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
(このブログは、アフィリエイト広告を利用しています)
映画『この小さな手』からみえる父親の姿

『この小さな手』は、「きらきらひかる」などで知られる漫画家・郷田マモラの同名コミックを原作にした映画です。
武田航平さんが主演で、監督は、中田博之監督。
寺脇康文さん、松下由樹さん、津田寛治さんなど豪華共演陣が、親子になろうと必死なこの親子を支えていく人々を演じています。
詳しい内容はここでは割愛しますが、育児を妻に丸投げしていた父親が、妻の事故をきっかけに、残された2歳の娘と向き合わざるを得なくなり、はじめて親になろうと必死にもがく姿が描かれています。
娘に関心のなかった父親と、父親を忘れ母を求める娘……。
恋愛映画よりせつない愛の物語です。
この親子を観ていて私が強く感じたことは、父親は「なると決めないとなれない」ものなのだ、という現実でした。
そもそも、母親と父親では親としてのスタートラインが決定的に違います。
子どもがこの世に産まれた瞬間から、「親」になるという事実は変わりませんが、母親は、それでも自分のお腹に命を宿してそれが大きくなっていくのを実感します。
つわり、はじめての胎動、胎児の重み、十月十日という時間をかけて、ゆっくりと母親になる準備が進んでいきます。
でも、父親にはその時間がありません。
身体は何も変わらないまま、 ある日突然、腕の中に小さな命がやってきて、 その瞬間から「父親」としての役割が始まります。
だからこそ、父親が“親になる”には、 自分で「父親になる」と決めること、 そして、子どもと向き合い続ける忍耐力が必要なのだと感じました。
父親は子どもに無関心でもいい?

この映画の主人公の和真の態度(前半)を見ていると、3児の子どもを持つ母としては、非常に腹が立ちます(詳しくは映画をご覧ください笑)
『おいおい、ちょっとぐらい子どもの目を見てあげたら?』
『奥さん、手伝ってあげなさいよ』
って、小さい子どもの子育てが終わった今の私なら言えます。
でも、はじめての子育て、頼るところもない小百合さん(和真の妻)は、夫に言えないと思います。
私は主人を巻き込んだ育児をしていたので、小百合さんみたいにひとりで全てをやるという生活はしていません。
それでも、やはり父親が子育てに無関心なのはやるせなさを感じます。
父親の無関心が、わざとで悪意があるのかというと、それは違うように思えます。
でも、わざとではないからといって、その無関心が許されるものでもない気がします。
人には、それぞれ「個性」があります。
他人に自然と関心が向きやすい個性もあれば、自分にベクトルが向きやすい個性もある。
※個性學では、人の関心の向き方や行動の傾向をタイプ別に整理して考えています。
この生まれ持った特性は、育児への向き合い方にも関係します。(これは女性も同じです)
自分の世界(城)を大切にするタイプは、無意識の状態では、どうしてもベクトルが内側に向き、外で起きていることに気づけなくなってしまいがちです。
(勝手に私は和真を城志向だと推測しました。ちなみにうちの旦那さんは他人に関心が向く人志向です)
本人は、悪気はないのかもしれません。
でも、その「無意識の無関心」が、目の前の家族を、そして自分自身をもどれほど孤独にさせるのか。そして、どれほど傷つけているのか…。
そして、気づいたときには自分だけ家族の輪に入っていない…これは和真だけの話ではないはずです。
私は、「人それぞれ」という言葉で片付けてはいけない、親としての責任がそこにはあるのだと感じます。
父親はなんでもできるスーパーヒーロー?

私にも、和真や小百合さんみたいに初々しくて手探りだった時期がありました。
そのときのことを思い返すと、私にも“親としてのはじまり”が確かにあったんだなと感じます。
でも、あのころの私は、自分の理想の親像にならなければいけない気がして、いつも必死でした。
今思うと、その“理想の親像”というのは、私の記憶にある父と母の姿だったのだと思います。
(小学生以降の記憶なので、すでに親歴5年以上の両親の姿です)
親になったからこそ分かることがあります。
私にも初々しく母になろうと頑張っていた時期があったように、父や母にも同じような時期があったはず。
誰だって、失敗や挫折を繰り返しながら子どもと向き合ってきたからこそ、「親」になり、そして「父親」になっていくのだと思います。
つい、「父親はなんでもできるスーパーヒーロー」と思ってしまいがちです。
そして、子どもも妻も、無意識にそれを求めてしまいます。
でも、誰だって、子どもの親だからといって自動的に親になれるわけではありません。
親になるには、子どもと向き合わないといけない時期に、試行錯誤しながら、自答自問しながら、 親と子の間にある信頼関係を育てていくしかない。
「親になる」という決意と、「親でいる」という忍耐力が必要なのです。
そして、そのためには、自分の個性を知り、苦手なことを認め、まわりの手を借りながら親になっていく…。
簡単ではないけれど、その道のりこそが本当に大切だと、この映画を観ながら感じました。
「父親は最初からなんでもできるスーパーヒーローではない」
それでいいと私は思います。
もちろん母親も一緒です。みんな同じです。
親は、最初から完璧である必要はありません。
子どもと一緒に、ゆっくりと成長していけばいい。
子どもと誠意を持って向き合おうとするその姿こそが、親をつくっていくのだと思います。
って、今の私なら言えます。
だから私は、そっと手を握ってあげられる“お節介おばさん”でいたいと思っています。
最後に
「子どもが生まれても
僕は父親になれなかった」
この言葉、あなたはどう感じましたか?
私は、「個性」は、いい意味でも悪い意味でもその人が持っているものだと思っています。
確かに、自分にベクトルが向いている状態がイキイキしている個性もあれば、人のために動きたい個性もあります。
でも、「個性」を活かして生きるは、無関心で生きることとは違います。
要は、「どうなりたいか?」が大切で、そのために、自分の「個性」を活かしていくが重要なのです。
自分の世界を大切にする個性なら、自分が心地良い状態を作りながら意識して関心を家族まで広げていく必要があります。
それプラス、その個性を持った旦那さんへの声かけだって大切です。
そうやって、お互い(夫婦&親子)だって、歩み寄って生きていけば、たとえ、毎日が大変で、もがき続けていても幸せを感じる時間が増えると思います。
映画『この小さな手』は、ひとりの父親と2歳の女の子の愛の物語です。
2歳前後の子どもを持つ父親はもちろんですが、手のかかる子育て期が一段落した世代、卒業した世代にもぜひ観てほしい映画です。
この週末、温かいお部屋でじっくりと観てみませんか?
きっと、目の前の家族を抱きしめたくなるはずです。

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