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個育てコミュ学

毎日の小さな選択から始める子どもの自己決定力の育て方

こんにちは、個性學パートナーの土屋 美保です。

このブログでは、

仕事も子育ても欲張りたい、

自分を大切にしたい、

そんなママに向けての自分自身の土台を整える方法や

個性に合った子育てのコツなどをお伝えしてます。

前回のブログで、自己決定力が幸福感を増やすという話をしました。

子どもの将来のために、

子どもの自己決定力を伸ばしたい‼

って思うママも多いと思います。

私も、自分より子どもに

この力を身につけてほしいって願っています。

自己決定力は育てていくことができる力です。

もちろん、大人にも必要な力ですが、

今日は、お子さまの自己決定力をどう育てていったらいいのかをお伝えしたいと思います。

あなたの毎日のなにかしらの参考になれば嬉しいです。

自己決定力の育てるステップ

自分で決断する: 毎日、意識的に小さな決断をする練習をしましょう。例えば、レストランでメニューを見たとき、他人の意見に流されずに自分の食べたいものを選ぶことから始めてみてください。

自分のことを知る: 自分の好きなこと、得意なこと、価値観をリストアップしてみましょう。自己理解を深めることで、自分に合った選択がしやすくなります。

自分のことを信じる: 自分の直感や判断を信じることが大切です。小さな成功体験を積み重ねることで、自信を持って大きな決断を下せるようになります。

『自己決定力』は、自分で判断し、自分で決める力のことです。

人間は1日に最大3万5000回もの選択を行っていると言われています。

日々の生活の中の小さい選択から、人生の岐路で迫られる大きな決断まで、さまざまな形で『決断』や『決定』を繰り返しています。

この『自己決定力』が低いとどうなるか…。

自分で決めることができない子どもになります。

まだ子どもなんだから、

分からないよねって思い、

私たち親が、決め続ける…。

それを繰り返すと、本当に決断をしなければいけないときに、

自分で考えることができない、

自分で決める勇気も持てず、

自信がない人になってしまうかもしれません。

自信も勇気もなくなってしまうと…、

幸せを感じる力も弱くなってしまう。

あなたは、

そんな大人に育てたいですか?

と、脅してしまいましたが、

大丈夫。

この『自己決定力』は、

何度も言いますが、

育てていける力です。

(ママも大丈夫です、そのことは次回のブログでお伝えしますのでお楽しみに)

自分のことは自分で決めるということが必須です。

ということは、

自分以外のことは決める権利がないっていうことです。

私たち親は、

子どものことを思って、

様々なことを決断してしまいます。

年齢が小さいうちは決めることが多くなるかなって思いますが、

自己が確立してからも、

子どもに失敗をしてほしくないから、

失敗しない選択をする。

子どもに傷ついてほしくないから、

子どもの意見を聞いているようで、

親の意見を通してしまいます。

そして、ある時に言うんです。

『自分のことなんだから自分で決めないとダメよ』って。

または、

『うちの子、自分で決めることができないんよ』って。

子どもはいつまでたってもあなたの子どもです。

でも、子どもだと思っているわが子にも、

自分の意志はあります。

例え、それが2歳でも15歳でも同じです。

なので、まず、自分で決めるっていうことを

毎日の習慣に取り入れてみましょう。

年齢が小さい子はもちろんですが、

個性の分類(特に受け身の個性を持っている子)は、

選択肢を少なくしてみてください。

『シャツとセーター、どっちにする?』で選べる子と、

『青いこのシャツと緑のこのセーター、どっちを着る?』

まで絞ってあげないと決めれない子がいます。

なので、

『シャツとセーター、どっちにする?』

って問いが答えるのが難しそうだなって思ったら、

『時間がないからこのシャツを着て‼』ではなく、

『じゃあ、この青いシャツとこの緑のセーター、今日はどっちにする?』って言える余裕が必要っていうことです。

子どもの希望を全部聞ける…ってことなんてありません。

要望に応えれないときは、応えなくて大丈夫です。

例え、子どもが

『夕食にステーキが食べたい‼』

って言ったからって、

わざわざスーパーに行って、

献立外のお肉を買わなくてもいいです。

でも、子どもが『ステーキが食べたい‼』と言ったら、

ワガママはダメよ‼』ではなく、

『今日はミンチがあるからハンバーグにしようね』

と優しく伝えることができたらいいですよね。

私たちは、無意識に自分の都合のいいように

子どもを誘導したくなるときがあります。

『AかB、どちらにする?』

って、子どもに決めさせればいいのに、

『Aにしたらいいと思うよ。あなたはどう思う?』

って、A以外の答えはないかのような

質問をしてしまうときもあります。

(私はよくあります笑)

これは、残念ながら、

子どもが自分で考えて決めている…とは言い難いです。

ママの希望を入れてしまったら、

子どもの個性によっては、

自分の気持ちよりも

ママの気持ちを優先してしまうことだってあるからです。

あと、大人もよく言ってしまう言葉だと思いますが、

『なんでもいい』

『めんどくさい』

『分からない』

と、子どもが問いに対して、

そんな言葉を発したら、

ちょっと、家事の手をとめてあげてください。

私たちは、忙しかったりすると、

この言葉を聞き流して、

私たち親がつい決断をしてしまいます。

本当になんでもいいかもしれませんが、

めんどくさかったり、

分からないから、

その言葉を言ってしまうことって、

私たち親でもありませんか?

でも、なにがめんどくさいのか、

なんでめんどくさいのか、

どうしてめんどくさいのか

(書いている私がめんどくさいやつですね笑)

ちょっとだけ、深堀りして聞いてみてください。

もしかしたら、

考えるのがめんどくさいのかもしれません。

もしかしたら、どうせ聞いてもらえないから…って、

気持ちを隠しているのかもしれません。

でも、自分で考えて決断することが大事です。

忙しい毎日に、

とてもめんどくさいことを言うようですが、

優しく、会話をしながら、

子どもの『めんどくさい』『分からない』の根っこを

見つけてあげてほしいと思います。

ちょっと話が脱線している感もありますが、

自分で決めた⇒できた⇒自分で決めた⇒できた

このサイクルを回すと達成感自信を味わいながら、

自己決定力を育てていくことができますので

自己肯定感も一緒に高めることができます。

一石二鳥ですね♡

☆小さいことでも自分で決めさせる

☆子どもがきめたことを否定しない

☆『なんでもいい』って子どもが言い出したらそのままにしない

『自己決定力』は、育てていく力です。

1、2回やったからと言って身につく力でもなく、

見える力でもありません。

毎日の積み重ねが、

必ず、『自分で決めることができる力』を作ります。

これは、お子さまだけではなく、

あなた…、大人も一緒です。

今日から親子で、『決める』から始めて頂けたら嬉しいです。

次回は、大人の自己決定力の育て方をお伝えしますね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事の著者

土屋 美保

1977年広島県尾道市生まれ。隣の町の福山市に嫁ぎ、三児のママになる。2013年に自宅で子育て中のママが通える子連れパン教室を始め、幅広い年齢層に愛される教室となる。子育て中にコミュニケーションや人間関係をシンプルにする個性學に出会い、2021年に個性學パートナーの資格を取得。手ごねパンと個性學を用いて、『わたしはわたしのままでいい』『あなたはあなたのままでいい』をモットーに子育てを頑張っているママたちの笑顔を増やすためのサポートをしている

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