怒りを受け入れることは子育てを楽しむための一番の近道♪
こんにちは、個性學パートナーの土屋 美保です。
このブログでは、
仕事も子育ても欲張りたい、
自分を大切にしたい、
そんなママに向けての自分自身の土台を整える方法や
個性に合った子育てのコツなどをお伝えしてます。
お付き合い頂けたら嬉しいです。
怒らないママでいたい…
『怒らないママでいたい』
優しいまなざしで、常に子どものことを見つめる。
いつもニコニコして、穏やか。
まるで、聖母のような、
そんなママでいたいって思ったことありませんか?
私たちは、生まれたばかりのわが子を、
聖母のようなまなざしで見つめていたはず。
はじめて歩いたとき、
はじめて『ママ』って言ったとき…。
私たちの心は、穏やかで幸せいっぱいだったはず。
しかし、なぜか子どもが成長するにつれて、怒る&叫ぶ回数が増えていませんか?
私も3人の子ども(怪獣)を育てており、
本当はいつもニコニコして
「そんなことしたらダメよ♡」
と言いたいのですが、
実際には、
「もう、いい加減にしなさい!」
と声を張り上げてしまいます。
理想と現実のギャップにうんざりし、一人で反省する…
そんな自分が嫌でした。
怒りをコントールするための方法
そんな怒りをコントロールするための方法は以下の通りです。
・基本となる6秒ルール
・その場を離れる
・数字を思い浮かべる
・深呼吸でリラックス
・コーピングマントラを唱える
しかし、これらの方法は現実問題として非常に難しいです。
怒りは感情であり、感情はただの嵐に過ぎません。
本来は何も言わず、何もせず、
自分で自分を落ち着かせる行動をするのが理想です。
しかし、それができる人は聖母のような人です。
それができないから、多くの人が悩んでいるのです。
感情的になりやすい人、
それを我慢する人、
反応しやすく、
つい外側に出してしまう人…
それは育った環境や生まれ持った素質にも左右されます。
アンガーマネジメントは、そもそも「怒らないこと」を目的にはしていないのに、私たちは、「怒らない」が理想の姿だと認識しているところが少なからずあると思います。
「怒りたくない!」、「言いたくない!」と思っても、怒ってしまう、言ってしまう…。
そして、それがストレスになり、溜めなくてもいいのにどんどん増えていきさらにしんどくなる…。
で、最終的に、子どもに感情をぶつけてしまう。
ぶつけたあとに、反省し、落ち込む…その繰り返しをしていませんか?
反省会は卒業しましょう
反省会は卒業です。
そのためには、「怒らない」ではなく、「怒っている」ということをまず認めること。
また「言いたくない」ではなく、「本当は言いたい」ということを受け入れることが必要です。
なにかをコントロールするためには、コントロールする対象をよく知ることが大切です。
そこで、まずは素直に自分の感情を受け入れてみてください。
「怒り」という感情に水や肥料をあげず、大きく育てないようにし、すぐに反応せず深呼吸をすることを意識します。
反応したくなったら、反応するかどうかを自分で決めます。
そして嵐が過ぎ去ったら、自分と向き合いながら後片付けをします。
これを繰り返すことが、「怒り」をコントロールしていく方法です。
感情的に怒っていた過去があるから言えること
私も、「怒らない子育て」が理想で、「怒らない聖母みたいな母親」を目指したいと思っていました。
だから、怒ることを禁止して我慢していました。
しかし、私は感情的に反応しやすい個性の性質を持っていて、我慢ができないスイッチを持っていました。
そのため、怒ってはいけないって思い怒ることを禁止すると、そのスイッチを持っていない人に比べて何倍ものストレスがかかります。
ストレスをため込むと、どんなものでも爆発します。
だから「怒ってはいけない」と思いながら我慢していた私は、何かあるたびにすぐに反応して、すぐに怒っていました。
そして怒った後は自分を責めていました。
「怒らない優しいママ」になりたいのに、どうしてもなれない。
なれないストレスから、さらに怒る。
そんな自分が嫌だから、何とかしたい。
そして、本を読み漁る。
その繰り返しをしていましたが、自分の感情をそのまま受け入れ、怒る自分を許すことで、じんわりですが、私の子育ては変わりました。
だから、まずは『怒っている自分がいる』ことを受け入れてみてください。
最初は難しいかもしれません。
そして、辛いことかもしれません。
時間もかかるかもしれません。
でも、その一歩が、あなたの未来を変えるのです。
私は「個性学」というツールで、自分を知りました。
自分だけではなく、他人にも個性があることを理解しました。
学び続けているからこそ言えることがあります。
「個性学」は自分を知るだけのツールではなく、自分の個性を育て、大切な人たちと一緒に生きていくためのコミュニケーションツールです。
私たちは、子育てに必死で、個育てを忘れがちです。
他人と過去は変えられないという言葉があります。
だからこそ、自分を育てることから始めてみませんか?
そのきっかけに、「個性」を知ることができる個性学があると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私たちの毎日は、完璧を求めることではなく、自分と家族を愛することです。
愛するということは、ありのままを受け入れることです。
自分を受け入れ、許すことで、子育てや毎日が楽しくなります。
あなたの毎日が、温かい光に包まれますように。