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もしも豊臣秀吉がコンサルをしたら | 本から学ぶ!ママのための秀吉の7つの教え

こんにちは、個性學パートナーの土屋美保です。

このブログでは、仕事も子育ても自分らしく楽しく過ごしたいけれど、日々の忙しさでイライラを感じているあなたに、自分自身の心の土台を整える方法と、あなたと子どもの個性を活かした子育てのコツをお伝えします。

(このブログは、アフィリエイト広告を利用しています)

あなたは、自分の仕事や子育てに自信を持っていますか?

それともイライラする日々を必死で頑張って生きていますか?

先日、眞邊明人さんの『もしも豊臣秀吉がコンサルをしたら』という小説を図書館で借りて読みました。

普段は、なかなか完読できず、読まずに返すタイプなのですが、今回は、秀吉の戦略的な思考法や、人とのつながりを大切にする姿勢に深く感銘を受け、2日で完読。自分の在り方や仕事への向き合い方などにとても参考になる内容でした。

もし、あなたも仕事と子育ての両立で悩んでいたり、自分のことがよく分からず悩んでいるとしたら、解決策を握っているのは過去の偉人の話かもしれません。

今日は、この本から、私が勝手にまとめた『仕事も子育ても自分らしく楽しむための秀吉の7つの教え』を紹介したいと思います

お付き合い頂けたら嬉しいです。

仕事も子育ても自分らしく楽しむための秀吉の7つの教え

『もしも豊臣秀吉がコンサルをしたら』はビジネス小説です。

本文の説明は省きますが、一言でいうと、霊が見える主人公の経営コンサルタントが、豊臣秀吉の助けを借りながら成長していく物語です。

豊臣秀吉は、百姓から天下人になった大物戦国武将ですが、正直、私はいいイメージがありませんでした。大河ドラマでも、なんとなく、女好きのところが目につき、欲にまみれただらしないサル…(言い過ぎました、ごめんなさい)

でも、この小説を読み進めていくと、小さいころから、私が思っていた豊臣秀吉とこの小説に出てくる豊臣秀吉のギャップに、私は豊臣秀吉のことをちゃんと知りたいって思いました(思っただけでまで行動しておりませんが…)

要所要所で名言&格言がでてきます。

これが、武士でもコンサルでもない一般ピープルの私にも突き刺さります。

その突き刺さった小説の随所を7つにまとめてみました。

①人の心を掴むには地道にやるしかない
②何事も目的が必要
③相手を観察する
④自分の力のみを過信しない
⑤悩まなくていいことに囚われない
⑥自分の仕事は自分の自由でいい
⑦自分に素直になる

では、ひとつずつお話していきますね。

人の心を掴むには地道にやるしかない

人の心を掴まないと、人は動かない

これがもしかしたら、この小説の一番言いたいことなのかもしれません。

私たちは、地道にコツコツしないと結果は出ないって気づいていますが、すぐに分かる結果がほしくなります。

やっているアピールもしたいし、人にやっていることを認めてもらいたい。

承認欲求が強いって言えばそうですが、そもそも承認欲求がゼロの人なんていないはず…。

でも、この小説に、いい話があります(小説だからねって言わないで笑)

ネタバレになるので、詳しい話は書きませんが、主人公の倫太郎は、藤吉郎(秀吉)に言われ仕事場の掃除を朝早くからします。

仕事場をピカピカにしたあと

「よし。撤退じゃ、あん連中が仕事場に来る前にの」

って、倫太郎が掃除をした証拠も残さず撤退します。

そして、何事もなかったのように、昼間に顔を出しに行くというのを何日か続けます。

そしたら、ちょっとした変化が起こるっていうエピソードです(気になった方はぜひ読んでみて)

誰かに認めてもらいたい、動いてほしい、一緒になにかをしたいって思ったら、まず、自分から動かないと相手の心を掴むことができないっていうことです。

そこには、アピール要らないし、承認欲求も求めない。

掴もうと思って掴むのではなく、地道にやっている姿が人の心を動かすということだと思います。

何事も目的が必要

何事も目的が必要

これも小説に何度も出てくる言葉です。

『味は悪くないが、誰に向けているかわからんのぅ』

『何事も目的が必要だがや。微妙にずれておる気がするわ』

藤吉郎が、和菓子を食べてから言ったセリフです。

私は、このセリフに胸が痛くなり、自分事に置き換えるとさらに呼吸が苦しくなりました。

要は、自分がやっていることが、目的からずれると自分ではない誰かが先に気付くということです。

相手に指摘され、間違えていることに気付き、目的に帰れるか、

逆ギレして、自分が正しいと思って走り続けるか…

これは自分の器次第です。

何事も目的が必要です。

でも、私たちは目的をすぐ忘れます。

これは、ビジネスに限っての話ではなく、子育て、日々の生活、親子関係、夫婦関係、人間関係、すべてにおいて大きさはそれぞれですが、必要なものです。

自分がやっていることや、子育てがうまくいかない、しんどい…って思うときこそ、対象の人をどうにかすることに目を向ける前に、目的を思い出すほうがうまくいく秘訣なのかもしれません。

相手を観察する

『そうじゃ。何事も見る。これが最初じゃ。じっと見てればたいてい、なにが正しゅうて、なにが間違いかわかるものじゃ』

相手を観察することって、簡単そうに見えて、実はとても難しいことなのではないかと思います。

SNSの画面越しに何かの情報を見にいくことはあっても、目の前にいる人の情報を画面越しではなく自分の目で見るっていうことが減ってきている気がします。

特に、今のコスパタイパ重視の人間社会において、なにも言わずに相手を観察するのは至難の業かもしれません。

ただ人の動きを見るって…、ついスマホに手が伸びる自分が想像できます。

とはいえ、相手を観察するということは、戦国時代の必須の能力ではなく、令和の時代でも、AIの時代になっても大切なことです。

人と人との間には、検索では分からないことだらけです。

しっかり相手を見て、どう思っているのか、なにがしたいのか、なにを求めているのかを察する。

これは、ビジネスだけに限らず、子育て、人間関係において必要なことなのかもしれません。

自分の力のみを過信しない

此の者、将の器に在らず。ただ、怒りをぶつければ人は従うと思っておる。

彼の柴田勝家もそうであった。

猛将などと呼べれ浮かれる者、己の力のみを過信し滅びる

これって、決してビジネスの話や、戦国時代だけの話ではないと私は思います。

そして、自分の力を力としてだけではなく、立場とか地位、仕事量…すべてに置き換えて考えると、だれもに響く言葉なのではないでしょうか?

ちょっと大げさにはなるかもしれませんが、例えば家事。

自分だけが家族のために頑張っている…そう思い、ダラダラしている子どもたちに怒りをぶつけて従わせる。

周囲に不機嫌を巻き散らし、でもだれも分かってくれない、だれも理解してくれないと思い孤独を感じる。

力を過信しているつもりはないけど、相手を顧みるをしていないので、相手はついてこれない。

特に家族だからという甘えもあり、改善するより不満が積み重ねっていく…。

戦国時代ではないので滅びることはないと思いますが、そこにホッとする空間がないのは確かです。

要は、どんな時代でも、どんな場面でも、相手ありきの態度、行動、言動、そして信頼関係がないと物事がうまく回らないということだと思います。

それは、家族に対しても同じということです。

悩まなくていいものに対しては悩まない

己で何とも出来ぬことを悩んでも事は進まぬ

自分ではどうしようもないことに囚われる

これも深い言葉です。

もしかしたら私たちの悩みの大半は、本来悩んでもどうしようもないことなのかもしれません。

これは、本当に大切な話なので、いつか別のブログでも書きたいと考えているので、ここではさっくりと話します。

小説では、織田信長と明智光秀の関係がたとえ話で書かれています。

(ぜひ小説を…)

他人の考えは他人の考えです。

こう書くと情のかけらもないように感じますが、他人の問題、考え、心、身体…それはすべてその人のものであって、私のものではありません。

そして、それは私のものでないだけではなく、私がどうにかできるものでもないのです。

そんな当たり前のことですが、私たちはどうにかできるものだと思い込み、どうにかしようと努力します。

でも、どんだけ頑張ってもそれは一人芝居…。

そして、どうにもならないから、その努力が形を変え、憎しみへと変わっていくのです。

もしかしたら、それは憎しみではなく、嫉妬とか、喪失感に近いものかもしれませんが、幸せな感情ではないことだけは確かです。

自分の仕事は自分の自由でいい

なら、どうすればいいのかですが、その答えも小説の中にあります。

己の仕事は自由でやるがよい

これも、小説に出てくる豊臣秀吉の言葉です。

藤吉郎の頃の儂もまた信長公の意図を読もうと四苦八苦しておった。

しかし、ある時気づいたのじゃ。

自分の仕事は自分の遣り方でやって、それで怒られるならそのほうがましじゃ。

儂の仕事は儂のものじゃ。命じられた結果に巡り付く道筋は儂が決める。

さすれば人に仕えてはいても心までは支配されぬ

深いお言葉です。

私だったら、自分のやり方を貫いて、怒られたら逆ギレしてしまいそうです。

しかし、これは決して、自分のやり方に孤立して突き進めという意味ではありません。

むしろ、しっかり回りをよく見て、相手が欲しい結果に向かってどうすればうまくいくのかを自分で考えて行動するということが大切だということだと思います。

要は、自分の仕事は、自分のもの。

仕事の価値も自分が決めばいい。

それなら、自分の目の前のことを自分ができる最善の方法でやっていけばいい。

それは、仕事はもちろんですが、子育ても家事もすべて同じで、自分の心持ちでどんな形にでも変化できるっていうことなんだと思います。

自分に素直になる

お前は素直になれ

仕事の価値は己で決めるものじゃ。

心に従え。

もっと素直に、お前の心を動かせ。

お前が心を動かせば、他人の心も動く。

それが仕事というものぞ。

これには、2つの意味が隠されていると私は思いました。

1つは、心の在り方。

例えば、こんな仕事(家事)をなんで(この)私が…って思いながら仕事(家事)に向き合うのと、

同じ仕事(家事)をするなら自分なりに楽しくやるのでは、結果が変わります。

もう1つは、自分の心の声ちゃんとを聞くこと。

簡単にいうと、自分の気持ちをごまかさないということです。

感じているものを「分からない」っていう言葉で終わらせないことです。

結局、自分の心に素直になるっていうことが一番の土台になるということです。

それは、心に素直になるということも含まれていると思いますが、私は、自分の個性が求めている価値観にもっと目を向けたらいいということなのではと思いました。

条件、評価、収入、そういうものを見るメガネをいったん外してみるといいかもしれません。

そうしたら、きっと見える世界が変わるはずです。

最後に…

『もしも豊臣秀吉がコンサルをしたら』という小説から私が勝手に考えた7つの教え、いかがだったでしょうか?

これを本当にすべて秀吉が言ったかどうかは分かりませんが、この小説の中の秀吉から学べること、気付かされたことは多いかったのは私だけではないはずです。

この小説の中では、秀吉は特別なことは一切していません。

言ってもいません。小学校で習う道徳的なことばかりです。

(時代が時代だから私たちの想像を絶する世界だとは思いますが…)

要は、人間力を根気よく自分のペースで磨いていくことで、少しずつですが、周りが変わっていきます。それは、仕事だけではなく、子育てにしても、家族間にしても同じです。

私はこの小説から多くの気づきを得ることができました。

そして、私の2025年は、自分の仕事に、もっと心を込め、心を動かしていこうと思います。

あなたはなにを豊臣秀吉から学びますか?

きっと、いま見えている世界が3週間後に変わるはずです。

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今日のこのブログが、なにかしらの前に進むきっかけになったら嬉しいです。

いつもありがとうございます。

この記事の著者

土屋 美保

1977年広島県尾道市生まれ。隣の町の福山市に嫁ぎ、三児のママになる。2013年に自宅で子育て中のママが通える子連れパン教室を始め、幅広い年齢層に愛される教室となる。子育て中にコミュニケーションや人間関係をシンプルにする個性學に出会い、2021年に個性學パートナーの資格を取得。手ごねパンと個性學を用いて、『わたしはわたしのままでいい』『あなたはあなたのままでいい』をモットーに子育てを頑張っているママたちの笑顔を増やすためのサポートをしている

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