『わたしはわたしでいい 』そう思えるまでのこと - 個育て日和

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『わたしはわたしでいい 』そう思えるまでのこと

こんにちは、個性學パートナーの土屋美保です🌿

このブログでは、 「仕事も子育ても、もっと私らしく楽しみたい」と思いながらも、 毎日の忙しさやイライラで、つい自分を後回しにしてしまうあなたへ

自分の“こころの土台”を整えるヒントと、 あなたとお子さんの「個性を活かした子育てのコツ」を、 やさしくお届けしていきます。

あなたは、

「自分のこと、好きですか?」

という問いかけに、どう答えますか?

私は、

「大嫌いでした」

って答えます。

本当に自分が嫌いで、自分を責めてばかりいた時期がありました。

今は、

「でも、いまは嫌いではないです」

って、笑いながら言えるようになりました。

過去の私のことを今日は少しだけお話したいと思います。

お付き合い頂けたら嬉しいです。

わたしは「自分じゃない何か」になろうとしていた

結婚してからの私は、

「良いママ」

「良い妻」

「良い嫁」

「結婚しても輝いている私」

にならないといけないと思って、必死に頑張っていました。

誰にも文句を言われたくなくて、

「ちゃんとしている私」でいようとするのが当たり前。

弱音を吐くことなんて恰好悪くてできず、

常に肩に力を入れて生きていました。

だからこそ、「頑張ること」が日常の中で、私にとって当たり前のもの。

「私なら大丈夫」

そう、自分に言い聞かせながら、ただ必死に走り続けてました。

パンをこねる時間が、わたしを癒してくれた

そんな毎日の中で、唯一ホッとできる時間が、

「パンをこねている時間」でした。

結婚する前から趣味だったパン作り。

手のひらで感じるやわらかさ。

無心でこねる静かな時間。

生地がふくらんでいく過程。

それはまるで、わたしの心もふわっと緩んでいくような感覚でした。

パン作りは、私にとって“心のガス抜き”のような時間。

この時間があったから、私はあの怒涛な日々を乗り越えられていたんだと思います。

「わたしは頑張ってるの!」その思いが、家族に向いていた

けれど、どれだけ頑張っても、私の心はなかなか満たされませんでした。

「なにかが足りない」

「もっとちゃんとしなきゃ」

「こんな私はダメだ」

そんな想いが、常に私の中にありました。

そしてこの満たされないモヤモヤは、

やがて、幼かった3人の子どもたちや、

気配り上手の夫に向きました。

思い通りにならない子育て。

頑張っているのに、

私の足りない部分を無自覚に指摘してくる夫。

(ただの気が利きすぎるっていうだけですが)

「私はこんなに一生懸命なのに…、

(なんで、みんな私を認めてくれないの!)」

もしくは、

「私が悪いんじゃない!

(言うことを聞かない子どもたちと夫が悪い)」

そんな気持ちが大きくなりすぎて、

抱えきれなくなり、

ちょっとした刺激で怒りだす…、

そんな自分が情けなく、

本当に嫌いでした。

今思えば、心に余裕も余白も、まったくなかったんです。

「個性學」との出会いが、わたしをやさしく変えてくれた

そんな私が出会ったのが、個性學(こせいがく)でした。

長男が小学1年生、長女が年中さん、次女が1歳のときだったと思います。

生まれ持った素質や特性をもとに、

「自分と相手は違う」と“腑に落とす”ことができる学びです。

個性學の学びは、

私にとって、人生の学び直しでした。

「個性」が違う、

「自分」「家族」は違う人間。

学び始めのころは、そのことが分っているようで、

実は分かっていませんでした。

でも、学びを続けていくうちに、

「違い」「悪いこと」ではないということに気付けたとき、

私の見ている世界が変わりました。

わたしがとても大切にしている例えがあります。

きゅうりは、きゅうりでいい。
きゅうりをトマトに育てようとしなくていい。
それより、おいしいきゅうりを育てることに集中すればいい。

この言葉がスッと腑に落ちたとき、

私は、「自分じゃない何か」になろうと必死になることをやめることができました。

自分を責めない子育てへ──「わたしでいい」と思える感覚

「自分じゃない何か」になろうと必死に頑張ることを卒業できた私は、

子どもたちのことも、

「理想の子どもにしよう」と必死に頑張ることもやめました。

(理想を押し付けていることは無自覚でした…)

やめなくてはいけない!と思って、やめたわけではなく、

気付いたらやめれていた…そんな感じでした。

「自分じゃない何か」になろうと必死だった私は、

子どもや夫のこともよく責めていましたが、

誰よりも、自分のことを責めていました。

「自分」というものを認めることができず、

出来ていないところ、

足りていないところ、

欠点だと思ってきたところばかり目が向いていました。

でも、個性學を学び続けて、

「わたしはわたしでいい」

と心からそう思えるようになったことで、

私は不必要な自分責めをやめました。

子どもや夫に対して、優しい気持ちになれるようにもなり、

そして、自分自身にも優しい対応ができるようになりました。

私は、長男が3歳、長女が1歳、次女がお空の上のころから、広島県福山市で、自宅パン教室を開催しています。

3年前から、個性學も取り入れ、“がんばりすぎるママたち”の心をゆるめる教室❞でありたいと思い活動しています。

教室の名前「Liilii(リリィ)」は、ハワイ語で「小さい」という意味。

小さなパン教室だけれど、ここで過ごす時間が、

「ママ」としてでもなく、「妻」としてでもなく、

「ひとりの“わたし”として心のガス抜きの時間」になればいいなと思っています。

「わたしはわたしでいい」そう思えるママを増やしたい

わたしは、特別なことができるすごい人ではありません。

ビックリするぐらい不器用だし、

迷うことも子どもたちに怒ることだってあります。

人間らしいといえば人間らしいですが、

個性學を学び続けて9年経ちますが、

いまだに、つまづいたり、日々試行錯誤しながら、

子どもたちと全力で向き合っています。

だからこそ、

がんばりすぎるママの気持ちが分かるし、

寄り添える自分でありたいと思っています。

私たちは、本当に毎日、なにかしら頑張っています。

頑張るためには、

自分を知り、

自分の心の土台を整える必要があります。

わたしにできることは、きっと小さなことかもしれません。

でも、そんな小さなきっかけが、

自分や家族を大切にできる「気づき」につながると信じています。

パンをこねる時間と、

心を見つめる時間を通して、

「あなたはあなたでいい」と、心から感じられる人が増えたら嬉しいです。

最後に

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

このブログでは、「仕事も子育ても、もっと私らしく楽しみたい」と思いながらも、 毎日の忙しさやイライラで、つい自分を後回しにしてしまうあなたに

自分の“こころの土台”を整えるヒントと、 あなたとお子さんの「個性を活かした子育てのコツ」を、 そっとお届けしていきます。

あなたの毎日に『余白』が生まれ、

心が整うきっかけになると嬉しいです。

いつもありがとうございます。

【パン教室のこと】

【自己紹介のInstagramはこちら↓】

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気になる方は、一度、気軽にお問合せ頂けたらと思います。

この記事の著者

土屋 美保

1977年広島県尾道市生まれ。隣の町の福山市に嫁ぎ、三児のママになる。2013年に自宅で子育て中のママが通える子連れパン教室を始め、幅広い年齢層に愛される教室となる。子育て中にコミュニケーションや人間関係をシンプルにする個性學に出会い、2021年に個性學パートナーの資格を取得。手ごねパンと個性學を用いて、『わたしはわたしのままでいい』『あなたはあなたのままでいい』をモットーに子育てを頑張っているママたちの笑顔を増やすためのサポートをしている

“『わたしはわたしでいい 』そう思えるまでのこと” への2件のフィードバック

  1. 私は、今凄く自分に向き合えていなくて、親の気持ちも考えずすぐ怒ったり、すぐ涙が出ます。でも、のプログを読んで、家族と私は全然違う人間って分かっていたようで分かっていませんでした。でも、今日ほんとに家族と私は全然違う人間なんだと分かった気がします。これからは、自分のことを責めずに、家族と向き合い、心に余裕を持って過ごしていきたいです。

    • コメントありがとうございます。

      すぐ涙が出ちゃうのは、今までいっぱい頑張ってきた証しです。今まで頑張ってきたからいっぱいいっぱいになっているのかなって思いました。今は難しく考えなくていいので、まず、自分の行動(親に対しての言動もね)をそのまんま受け入れることから始めたらいいと思います。怒っても、泣いてもいい、怒ったあとは、「今日も親に怒っちゃった私」をまず認めてあげて。それがまず自分と向き合うことに繋がります(*^^*)

      コメント嬉しかったです、話してくれてありがとうございます。

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