長男、中学卒業‼個性を学んだからこそ築けた親子の絆~わが家の話~ - 個育て日和

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長男、中学卒業‼個性を学んだからこそ築けた親子の絆~わが家の話~

こんにちは、個性學パートナーの土屋 美保です。

このブログでは、仕事も子育ても自分らしく楽しく過ごしたいけれど、日々の忙しさでイライラを感じているあなたに、自分自身の心の土台を整える方法と、あなたと子どもの個性を活かした子育てのコツをお伝えします。

今日は、わが家の話をさせてください。

良かったらお付き合い頂けたら嬉しいです。

先日、長男が中学校を無事卒業しました。

とは言っても、中高一貫校なので、来月からも同じところに通うので、本当にさよならっということではありません。

「またよろしくね」

「校内で会ったら声かけてね」

という言葉が飛び交っていました。

正直、卒業式では、残念ながら涙は出なかったのですが、今、3年間を思い出すと、本当にいろいろあったなって懐かしく思います。

2022年4月に、受験を得て私立中学に入学した長男は、本当に小さかった。

ランドセルの倍以上ある通学バックが歩いているような、そんな子でした。

(学校で一番小さかったらしい)

誰とでも仲良くなれるのが特技ではないかというぐらいの社交的な彼は、明るく愛されキャラを確立していました。

そんな彼ですが、秋に大きな手術をしました。

私も長男も長女も、先天性の遺伝性の骨の病気を持っています。

私自身は、ひざと足首の骨が目立つ程度で、生活にも成長にも問題はなかったのですが、長男は、成長に問題がある場所に、出なくていい骨が出てしまい、腕の骨がまっすぐ成長できずにいました。

その必要ない骨を削り、骨を伸ばす…という手術をしました。

半年以上、サイボーグみたいな腕で過ごすことになり、

中1の秋、中2の春、中3の夏の合わせて3回、手術をしました。

↑初めての手術のあとの長男

現在の長男を見ていると遠い昔の話のような気がしますが、あの頃は、本当に大変でした。

なにが大変だったのかと言えば、送迎でした。

もうね、朝、起きてこない彼に私は怒りまくっていました。

時間がないのに、ギリギリに起きて来て、

「早く行くよ」

っていう長男に、ほんとね…、地雷スイッチを押されまくってました。

あっ、卒業に対しての感動的な話がしたかったのに、

気づけば愚痴に…、もうそろそろ戻します。

でも、その送迎の車内の中で、長男とたくさん話をしました。

学校のこと、先生のこと、クラブのこと、勉強のこと、

クラスメイトのこと、その日に起こった事件、家族のこと、

本当にいろんなことを話してくれたし、私も母親としてというより、一個人として会話しました。

そして、時にはぶつかり、「なんで‼」っていうこともたくさんありました。

でも、そのつど、話合い、問題を解決していこうと努力をしました。

正直、ここでは書けないこともたくさんありましたが、

それでも、長男と私との間に信頼関係は築けたと思います。

(地雷スイッチとイライラスイッチの感度は良い状態は続いてますが笑)

そんな長男から、卒業式に、恒例のお手紙を頂きました。

「お母さん、お父さんへ」って書かれた手紙をみて、主人がボソッと、

「普通、お父さん、お母さんだろ…」とつぶやいてました。

心の中で、ニヤッとする私。

「いやいや、これは当たり前の結果です、私は努力してますから」(心の声)

って、心の中でドヤ顔。

実際の手紙も、私への感謝の気持ちから始まっていました。

(またドヤ顔の私)

ブログでも何度か書いたことがありますが、私と長男は、生まれ持った個性の分類が全然違います。大切にしている価値観も違いなかなか共感はできません。

それプラス、私と長男は、残念ながら相性という面では最悪の組み合わせです。

彼がどう感じているのかは分かりませんが、私は、自分に余裕がないときは、彼と一緒にいることがストレスしかありません。

「相性が悪い」

「組み合わせが悪い」

というのは、違いが目につき、無意識に、自分寄りに修正しようとしてしまうことです。

または、言うこと、なすことが目に付く。

なにやってもその人の違うことが気になってしまう関係のことです。

ここで、大切なことは、「最悪な組み合わせ」を嘆いたり、「合わない相手」だから「敵認定」する必要はないということです。

「合わないものは仕方がない、だからこそ、今を大切にし、愛を言葉にして伝える、そして、楽しいお母さん認定させる」

これは、私が、「長男と最悪の組み合わせ」だと知ったときに、たどり着いた決意です。

(実際、私は子どもたち3人と最悪の相性でかつ組み合わせです笑)

多分、この事実を私が知らなかったら、長男のこともムダに傷つけていたと思います。

そして、彼の思い出に残る母親は、「なにしても怒る母」になっていたと思います。

おかげさまで、長男からのお手紙には、

「お母さん、貴方には感謝の気持ちしかありません」

「言葉にしても足りないぐらい感謝しています」

「僕の一番の相談相手はお母さんです」

っていう言葉が汚い字でたくさん書いてありました。

しんどかったけど、長男と向き合った時期を思い返すと、

目が熱くなります。

あの時、自分のエゴ(感情)を優先して、

それをそのまんま子どもたちぶつけずに済んだ、

その積み重ねからのご褒美かなって思えます。

本当にありがたい。

そして、私はよく頑張った。

頑張った自分と、長男を長男で見れた自分と、私を受け入れてくれている長男に、

金メダルをあげたいです。

長男と私が今と同じように一緒にいられるのは、

あと最低3年です。

高校卒業すると、きっと、どこかに旅立つはず。

(行って欲しい母の希望もあり)

改めて、数字にすると、あっという間です。

これからの3年間、またいろんなことがあると思います。

朝起きない長男をベットから引きずる日もあると思うし、

本気で向き合わないといけないときだってあると思います。

それでも、

「僕は反抗期を迎えます」

と手紙に書いていた長男とできる限りの会話を楽しめたらいいなって思います。

そして、高校生になる長男を、

一番近くで支え、

応援していきます。

(まあ、怒りますけどね笑)

長男へ


私はあなたに振り回されてばかりで正直しんどいです。
でも、あなたを生んで、あなたの母になったことを誇りに思います。
私とお父さんのところに生まれてきてくれてありがとう。
3万回、愛してます。
(あなたは3千回愛しているって言ったけど私のほうか勝ってます)
↑これ映画「アベンジャーズ」の名言です。わが家の日常会話のひとつです。

いつもいじわるな母より

今日は、わが家の話にお付き合いいただきありがとうございました。

いつもありがとうございました(*^^*)

中学入学のときのブログです。

やはり同じようなことを書いてます笑

⇓⇓

 

 

この記事の著者

土屋 美保

1977年広島県尾道市生まれ。隣の町の福山市に嫁ぎ、三児のママになる。2013年に自宅で子育て中のママが通える子連れパン教室を始め、幅広い年齢層に愛される教室となる。子育て中にコミュニケーションや人間関係をシンプルにする個性學に出会い、2021年に個性學パートナーの資格を取得。手ごねパンと個性學を用いて、『わたしはわたしのままでいい』『あなたはあなたのままでいい』をモットーに子育てを頑張っているママたちの笑顔を増やすためのサポートをしている

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